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20140727 鬼怒沼

今回も温泉を軸に。
目標:(1日目)日光沢温泉 (2日目)鬼怒沼
山行時間:(1日目)2.5h (2日目)4.5h

7月26日
12:00夫婦淵温泉駐車場
 夫婦淵温泉は昨年起きた地震で源泉が止まり廃業とか。
 ここでバスを降りて行動開始

 橋を渡るといきなり階段。
 本日一番の難所。
 揺れる吊り橋を渡って

 沢伝いを歩いて

14:00八丁の湯
 ログハウス風の雰囲気の良い宿
 立ち寄り湯を狙うもリーダーが却下。


14:20加仁湯
 こっちは老舗旅館といった感じ。
 秘湯を守る会の宿。通過・・。


14:35日光沢温泉
 到着。温泉に入り疲れを癒やす。
温泉は
 ・硫化水素臭のする白い湯
 ・潮っぽい香りの透明な湯
 どちらも結構、かなり熱い。
 夕食は岩魚など山の宿の雰囲気。
 骨酒など飲んだくれ床へ・・。

4:30起床
 温泉ののち朝コーヒー。

 旨すぎる。

6:00朝食
6:50行動開始
 宿の棟と棟の間を抜けて鬼怒沼登山道へ。

7:10ヒナタオソロシの滝展望台分岐

7:50ギンリョウソウ発見。
 初めて生で見る。
 いやはや不思議な花。

 このあたりで一気に高度を稼ぎ、再びなだらかな登りになる。
 難所という難所は無い。


9:10鬼怒沼南端
目の前がいきなり開ける。

 池塘が大きく美しい。
 南に根名白山と日光白根山


 北には燧ヶ岳が見えるはずだったが曇り。
 ワタスゲ・タテヤマリンドウ・モウセンゴケなどが咲いていた。

 40分ほど楽しんで復路につく。

11:30日光沢温泉
 天気が一時悪化し雨。

14:00夫婦淵温泉
 帰りに川俣温泉『上人一休の湯』に立ち寄る。
 ここはアルカリの温泉でpH10。ヌルヌルです。

近頃温泉三昧。

20140720 八幡平

東北の秘湯を訪ねる旅・後編

目標:八幡平(1613m)
山行時間:1.5h

本来は網張温泉前から岩手山に登る予定だったが、
「昼にはリフト停まるかも」などとリフトのオヤジに脅される。
天候も怪しく断念。

近くの山ということで八幡平へ。

11:00八幡平山頂レストハウス
 ここに車を停めて軽くハイキング。
 岩手県と秋田県の県境をまたぎ秋田県側から入山。

八幡沼を左手に見ながら歩く。
(霧でほぼ見えないが)
ニッコウキスゲ、ワタスゲ、モウセンゴケ、イワカガミ、ハクサンチドリ
チングルマ、ナナカマド、クルマユリなど草花は多い。








池塘 


11:50凌雲荘避難小屋
 写真忘れ。
 同行した人によると内部も綺麗な小屋らしい。

12:05八幡平山頂
 樹木に覆われ展望は無い。
 八幡平は頂上がどうこうではない、というのはそういう意味でも納得。
 ここから蒸けの湯へ下ることができる。


左手にメガネ沼、鏡沼を眺めつつ復路。
徐々に雨が強まる。 


12:30レストハウスで昼食

この後松楓荘で立ち寄り湯。
白濁の新鮮な硫黄の温泉が気持ちいい。
ものすごい熱い。ひなびた雰囲気が良い温泉だった。


帰りは新幹線。
快適さが違います。

20140719 秋田駒ケ岳

東北の秘湯を訪ねる旅・前編
目標:秋田駒ケ岳(1637m)、国見温泉
山行時間:4h

18日
11:30東京駅
 夜行バスに乗り込み盛岡へ

19日
6:30盛岡駅
 レンタカーで秋田駒ケ岳を目指す

9:15アルパこまくさ
 ビジターセンター風。温泉もあるらしい。
 ここからは時間帯で一般車乗入禁止。シャトルバスに乗り込む。

10:10八合目小屋(1300m)
 バスを降りるとポツポツ雨。うーん、やはり下界とは違うのだ。
 ここから男女岳の西側を巻いていく。エゾニュウ、シャクナゲ、ニッコウキスゲ等々花が迎えてくれる。




11:10阿弥陀池
 突然開けたところが阿弥陀池。天気が良ければ感動的景色なのだろうが・・。

11:30阿弥陀池避難小屋の軒下にて小休憩
 ここから男女岳へ登る。

11:45男女岳(1637m)山頂
 秋田駒のいくつかある峰の最高峰。秋田県の最高峰でもある。
 山頂付近にエゾツツジとチングルマがぽつりぽつり。


12:05避難小屋
 横岳を経由して国見温泉へ下る。
12:15横岳
 なにも無いといえばなにも無い。三角点がある。

12:30大焼砂
 その名の通りの場所。コマクサの大群生。
 これほどの規模は同行したメンバーも見たことがないと言っていた。ラッキー。




13:21横長根国見温泉分岐
 階段が整備され、砂礫から土へと変わってくる。
 下るごと植生が変わっていく。

ハクサンシャジン

オニアザミ

ヤマハハコ

14:10国見温泉
 フワッと硫黄の匂いがしたらもう国見温泉のすぐ側。
 温泉宿を見下ろしながら下る。


宿は国見温泉の石塚旅館。
エメラルド色の温泉。露天風呂は湯の花がたっぷり沈んでいる。
内湯は透明感のある緑の湯。ガスのため窓を開けるよう書いている。
それほどに濃厚なお湯ということかな。
しかも女将さんご主人とも気さくな方で、とてもアットホーム。最高。


よく飲んでよく湯に浸かって、あっという間に就寝。

後編に続く

20140713 高宕山



新しい靴の履き慣らしということで千葉県の高宕山(330m)へ。
山行時間:3.5h

12:30高宕山林道始点駐車場
 房総名物と言われる素掘りのトンネルをくぐって山行開始

 高宕大滝まで沢伝いを行く。所々荒れている場所がある。近頃の大雨の影響?

13:00高宕林道三叉路・高宕大滝
 高度感が伝わらない悲しさは筆舌に尽くし難い。
 水量は少ないが岩の表面を撫でるような滝で心地いい音が聞こえる。

 脆い岩を削って作られた道

 濡れたら怖そうな足場

 湧き水の流れる登山道で蟹。ずいぶん白いけどアルビノ?

14:00山頂直下のロープ場
 ロープ無しでも登れるが足を滑らさないよう慎重に

 同じく山頂直下でシモツケ。ハート型で可愛らしい。

14:05高宕山山頂
 千葉県の山らしからぬ大展望が広がるはずだが、どんより。雨を降らしそうな風が吹く。
 この直後雨が降り出し撤退。

14:30高宕観音
 岩をくりぬいたトンネルを抜けると高宕観音。源頼朝が逃げ込んだ地という。
 いかめしい天狗の面。ここに写真を寄贈した方がいらっしゃるようで楽しく読ませてもらう。




14:50高宕観音発
15:30石射太郎山
 尾根道を進み続け、高宕林道への分岐を下ると石射太郎山。
 以前は登れたようだが今は立ち入らないよう柵が設けてある。

15:50高宕林道駐車場

登山靴は概ね良好。緩やかな山のためか靴擦れも無い。
緩く締めると踵が動く感じがしたが、固く締めると非常に安定する。
メーカー自慢の足首周りの自由が効き、窮屈な感じがしない。
大げさに言えば一体感がある。
ただ、濡れた木道ではその硬さがたたり、ものすごい滑る。
雨のおかげでその点確認ができたのは収穫。

この高宕山、ちょっと運動、という気持ちで歩くのに丁度いい。
コースも幾つかあり、時間に合わせて歩くことができる。