そんな一言で冬の安達太良山に連行されることに。
ハードシェルは中綿の入っていないボードウエアで代用。
シェルパンツは勢いで買ってしまった。
ワカンとピッケルを先輩から借りていざ。
ルート
(1日目)奥岳登山口9:40~勢至平~12:00くろがね小屋
(2日目)くろがね小屋7:30~8:50山頂~勢至平~11:30奥岳登山口
9:40奥岳登山口
あだたら高原スキー場です。
レジャー客を尻目に登山開始
勢至平までは上りが続く。
入山している人が多いため、十分踏み固められている。
10:40勢至平
登りが終わると、四方平坦な場所に出る。勢至平です。
風が強くて驚く。しかし強い時はこんなもんではないと脅される。
本当に強風になるとホワイトアウトしてなにも見えず、傾斜が無いため方向感覚もなくなるそう。
冬山、こわい。
勢至平を抜けると川沿いを歩くことになる。(地図上では。目視はできない)
途中で斜面をトラバースする箇所がありピッケルを出して練習。
スノーシューを履いている人が多く、足場が潰れてしまっている。
くろがね小屋まで凍結は全く無く、アイゼン・ワカンは不要だった。
12:00くろがね小屋
でけー
行動食で軽く昼食をとり、暇なので飲む。飲む。
ロフトのような半個室が今日の寝床。
利用者の衣類が大量にぶら下がり、さながらチベットの祈祷旗のようだ?
温泉はいかにも温泉という感じの硫黄泉。火山らしさを感じる。
ただし脱衣所がものすごく寒いので注意。
いい湯だけど、着込んでいるものを脱ぎ着するのが面倒なので2回しか入れなかった
夜も常連さんらしき方々で大宴会が行われ消灯まで賑やか。
翌朝
この日は雪。カメラを出すわけにもいかず山頂まで記録なし。
小屋から先は凍結箇所もあり、滑落の危険もあるため、アイゼンを最初から装着。
ピッケルを持って登ります。
8:50山頂直下
今回は初心者もいるし、ここまでとしよう、ということに。
天気が悪くても山頂(ではないが)に立つのは気持ちいい。
山頂のいわゆる乳首。岩の塊です。
表面には超小型のエビの尻尾がびっしり
調子に乗ってカメラを出していたらボタンが凍りつき使用不能に。
10:10勢至平
頂上はあいかわらず雲の中だが、勢至平あたりで青空が見えてきた。
木がずいぶん埋まっている。
11:30登山口
すぐ側の岳温泉入口にある成駒というソースカツ丼屋へ。
これがもう本当に肉厚で美味しくて。感動でした。
・・・狂ってる
腹ごしらえ完了、温泉へ
日本秘湯を守る会・新野地温泉
ここもくろがね小屋と同じく、硫黄温泉。
山の恩恵ですね。
部屋に入ると、りんごが人数分。
このおもてなしは嬉しい。
名物は露天風呂。
手作りの木道を歩いて行くと良い感じの浴槽が。
お湯が温度低めなので、脱出不能になります。
早朝入りに行ったら雪が積もってて足ジンジン。
それでも入る価値あり。
男性は内湯2野天1、女性は内湯2露天1野天1
湯船からは正面に鬼面山。
切れ落ちた稜線が立派です。
紅葉の季節は人気とか。
充実の山行でした。
冬山も良いな・・・
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